大阪・富田林で感動野菜を育てる浅岡農園

浅岡農園のこだわり野菜

土のちから

土のちからを信じて

レベルを落とさないのは浅岡農園の力、レベルが上がるのは野菜たちが本来持っている力

野菜たちはそれぞれ欲しがる栄養のバランスが違います。例えばなすびは窒素以上にカリウムを欲しがったり、リン酸は窒素、カリウムに比べると少なくて良かったりします。

栄養になるからといって、むやみやたらに与えると根痛みをおこしたり、土に栄養分が溜まりすぎて逆効果となることもあります。バランスを考えながら、野菜が欲しがっている栄養を適量与えてあげることが重要です。

栄養は根から吸収させるのが基本ですが、状況により葉面から吸収させる方が良い場合もあります。

また窒素やリン酸、カリウムといった主要な成分だけではなく、微量要素(ミネラル)も重要な役割を果たします。浅岡農園ではその野菜にあった土を作るために、10種類以上の資材を使い、バランスを変えることで、その野菜に最適な土を作り上げています。

土作りに用いる資材の一例

・植物性堆肥・・・稲藁、ヤシ殻、籾殻といった植物性の堆肥を用いることで、土をエグミが少ない保肥力の高い理想の形に近づけます。

・海藻粉末・・・アミノ酸をはじめ、60種類以上の栄養素を含んでおり、主に微量要素(ミネラル)を補充するのに用います。

・カニ殻・・・キトサンという成分が多く含まれており、土の中にいる放線菌のエサとなることで、丈夫な根が張りやすい環境を作ります。

・貝化石・・・数千年前の貝をはじめとする海の生物が腐食、化石化したもので、カルシウムを主に複数の栄養素を含んでいます。土の団粒化を促進し、通気性、保水性を高めることで根が張りやすい環境を作ります。

・魚粕・・・リン酸やアミノ酸を多く含んでおり、土の中の有用微生物を活性化させます。

・グアノ・・・海鳥の糞や死骸などから出来た資材で、リン酸とフミン酸がバランス良く含まれています。リン酸を効かせたい時に使用します。

この他にも様々な資材を試しながら、その野菜にあった“奇跡の土”作りを目指しています!

土の力を信じて

一定の品質保持や一定量の大量生産では水耕栽培は有効かも知れません。

土耕栽培特有の思いがけない発見があり、そのおかげで野菜のキモチに寄り添えるようになりました。生育レベルのばらつきも抑えれるようになりました。これからも土と向き合い、野菜と向き合い、お客様と向き合っていきます。